郡山波乱万丈絵巻


平成14年7月11日
本日は、職場の同僚であるところのI君とE君と、郡山に行った
そもそもの発端は、I君が車のマフラー買いに行きましょうよと言い出したことである
かくして拙者の車で雨の中郡山へと向かう事になった

まずは郡山に行く前にI君の希望により、若松市内のパーツ屋に行った
ここでは合鍵を作るのが目的である
いざ作ってもらう段階で、鍵の形状が違うとの事が発覚し、ゼニだけ取られて納品は後日との事になった
なんだかなぁ・・・

その後、途中のまくどで食料を調達し、滝沢峠経由で郡山へと向かった

拙者は運転しながらのお食事が日常にあるので何も感じなかったが、世間一般ではカーブ中の飲食は困難であるとの事実が判明
コーナーを抜けるたびに奇声が上がるのである
うーむ、自分を基準にモノを考えちゃダメだったか?
否!拙者の車に乗る以上は慣れなければならないのだ

で、峠を抜けしばらく走ったところ、拙者のパイプ煙草の葉っぱが無くなってきていたので、葉っぱを買いにそのテのモノを扱う店に寄ってみた
ここで、ロッキンチェアなるスカした名前の葉っぱと共に、トウモロコシの葉っぱで包んだ葉タバコを購入した
5本入りだったので、2人にも分配したのだが、大不評
E君、1割程吸ってギブアップ
I君、E君のを試しに1口吸った時点でギブ
買った以上吸わなきゃ負けなので、拙者は6割程度吸った
拙者にそこまで吸わせたのは、あるいは意地だったのかもしれない

で、全員の口には不快感が残ったので、それを払拭するために、近所のアイス屋に寄った
そこで思い思いのアイスを注文し、ようやく口内の呪縛から解放された
ビバ!!アイス

で、気を取り直して郡山に向かったのだが、ただ普通に郡山に行くのは面白くなかったので、拙者はイベント性のある道を通る事を提案してみた
その答えは「どっちでもいいっすよ」
一番困る答えである
しゃあないので、コインを投げ、表立ったらイベント道、裏だったら普通道を進む事にした
結果は裏・・・普通道を進行である

で、普通道を進行していたら、急に通行止めになった
誘導員が言うには、折からの台風による土砂崩れのため、この先は通れないとの事
かくして、頼んでもいないのにイベント道であるところの「御霊櫃峠」を通る事になった

イベント道に行くために、湖のすぐ脇を通ったのだが、折からの大雨により、湖に泥水が流れ込んでいた
流れ込んだ泥水と、元からあっら湖水が混じり合わず、湖水の色がくっきりと2部されていた部分があり、実に珍妙だった


んで、いよいよイベント道を進行である
49号線より通行止めの危険が高い道なのだが、なんとか通行止めになることも無く進行できた
が、小規模な土砂崩れがあったり、舗装が小川になっていたりと、一筋縄ではいかない道のりだった
せめてもの救いは、景色だけは綺麗だったという事か
湖を臨む

で、道の頂上にさしかかり、徒歩で真の頂上を目指そうという拙者の提案により、この冗談のような急斜面の山を登る事になった
地獄ってこういう場所なんだろうなぁ

頂上は風がものすごかった
マンガでよくある、「強風の中直立不動で腕組みをする」という事の困難さを思い知った
奴等はそれを崖際で行うのだから凄い
強風を絶えるだけで精一杯な2人
景色は綺麗だったが、それを満喫する余力なんぞありゃしねぇ
ここは風景以外にウリがないため、速攻で下山する事にした
下山風景
この突発的な登山についての統一意見は
「もう嫌だ、二度と行くもんか」
登山を通して、今、我々のココロは1つになったのである

で、この後山を下り、紆余曲折あった末(ひらたく言うと途中で迷った末)本日のメインイベントである中古パーツ屋に到着
お目当てのマフラーを前に、どれを買うかの決断が着かないI君
この店に来る途中にも中古パーツショップがあったので、決断の前に比較対照としてそっちの店にも行ってみる事にした

で、物色の末、最初の店の方がいいやって事になり、踵を返した

最初のパーツ店の手前にパソゲーが置いてある店がある事に気付き、マフラーを買う前に寄ってみる事にした
ここでE君が、お目当てだったゲームを発見し、衝動買いをしていた
んで喜ぶE君が店を出て、パーツ屋に向かう途中、拙者のドライヴィングテクに翻弄され、頭部を痛打すると言うハプニングがあった
まさに「好事魔多し」であり、拙者のドライヴィングテクが原因であるような気もしないでもないことを率直に認める事を検討する事を選択肢の一つとして盛り込んでもいいような気がする今日この頃であるとかなんとか
言い訳長い?

で、不幸な事故はともかく、I君はパーツ屋でマフラーを購入し、それを拙者の車に積み込むことになった
トランクには入らなかったため、紐を用い、シートベルトを使用するなどの力技に訴え、搭載に成功
これを積んで以降、制動距離が異様に伸びたような気がする
これは重量が増えたという心理的影響による錯覚だったのであろうか
実際そんなに重くないんだけどねぇ

で、本日のメインイヴェントは終了したので、細かいイヴェントを消化する事にした

とりあえず、E君がゲーム屋に過剰に反応する事が判明したので、もう一軒のパソゲー屋に行ってみた
E君はここでもお目当てのゲームを発見したようで、また衝動買いしてたし
(なお、その後このゲームはXPでは立ち上がらないことが判明した)

んで、その後、我が職場の郡山支店であるところの金屋店に行ってみる事にした
店員の評価は「可も無く不可も無く」ってとこである
I君はここで攻略本をポイントカードを提示の上買ったのだが、「従業員」って表示されるんだよなぁ、あれって・・・
レジを打った人は店長らしき人と研修生
その表示を見て何を思ったかは謎である

で、お次はと言うと、当初の目的の1つである駅ビルなんぞ行ってみる事にした
イオンタウン付近のパチ屋に無断駐車し、歩く事5分少々
E君希望のアニメイトに到着した
E君は速攻でなにやら物色を済ませ買ってるし
拙者は拙者で笠原弘子のアルバムを発見し、ゼニと我慢の狭間で苦悩しながら購入
ううう、3100円も予定外の出費が・・・

んで、次は駅の隣のビル
イキな雑貨屋でまたも曼荼羅のバンダナを購入し、拙者的イベントはあっさり終了
考えようによっては、拙者はバンダナのみを買いに郡山くんだりまで来たと言えよう
ううむ・・・

その後、サンドイッチなんぞ腹に入れ、帰路に着いた

途中の道は通行止めがかろうじて解除されていたようだが、片側相互通行だった
恐るべきは台風の爪痕である

そんなワケで会津に戻ってきたが、すんなり集合場所の職場には戻らず、I君のリクエストでゲーセンなんぞ寄ってみた
I君はコインゲームのパチンコに燃えていたようだが、明らかに出費の方が多いまま時間のみが過ぎてゆく
I君を動かしていたのは意地だったのだろうか・・・
ちなみに、E君は、ここで所持金を全て使い切っていた
端数も残さず、全てである
明日が給料日とはいえ、すげぇよ、侠だよ
もっとも、ゲーセンに入った時点での所持金は300円だったのだが

んで、ようやく職場に戻り解散となった

買ってきたマフラーを積み替えるのだが、トランクには入らなかったようで、えらいナンギしていたようだ

一方職場では、MさんH君のタッグが明らかに人類の処理できる量を超えた仕事を抱えていたので、見かねて手伝ってきたんだが・・・
終わんねぇ・・・
レンタル処理だけでも結構な量である
さすがに途中でばっくれるのは人としてどうかと思うので、人類の尊厳を賭け意地で手伝ってきた
結局1時近くまで仕事してたし
なんだかなぁ
とにかく無事に仕事も終わったので、昼に残ったトウモロコシの煙草を2人に吸ってもらった
もちろん大不評
まあ、これは予想の範疇にあったのだが、例外の存在しない味があるという事実を確認できたと言うわけで有意義だったと言えよう
(吸わされた2人は災難だったろうがね)

そんな感じでこの日は終わった
ここまで異様にイベントが多い一日も近年稀だったのだが、ネタ的にオイシイので、まあ、アリだろうよ


以上でこの日の日記を終わるわけなのだが、この文章を帰ったその日に書いた後、ウインドウズWEがヘタレなため、セーブ前に全文消去されてしまったというアクシデンタルに見舞われたのである
この文はデータ量にして8k
ファミコン版ドラクエ1のデータ量の実に14%である
おのれぇぇぇぇぇ
ゲイツの野郎ぉぉぉぉぉぉぉ!!





メニューに戻る

SEO [PR] !uO z[y[WJ Cu