マサユキ前線参加顛末記



郡山市大町1−11−11、クラブ#9
以上の場所にて行われる山本正之コンサート「マサユキ前線」
今日は上記のイベントがあるため13時に起床し、出発の準備をする

出発の際チケットが見つからず、焦りながら探していた
なんとか無事にチケットは見つかったが、「わしはマンガかコンチクショウ」と、切に思った

んで、2時に出発し、3時半には郡山市に到着
自分の職場の支店をのぞいてみたが、なんの収穫があったわけでも無く撤退

その後、商業区に移動し、適当に店を物色
これまた何も見るものは無いうえ、よくのぞきに行っていたペットショップが撤退するという事で軽めのショックを受けた

その後、駅前に移動
駅のすぐそばのビルのイキな雑貨屋をのぞいたが、ここでもめぼしい物はナシ
「なんぞわし悪い事でもしたのかのぅ」とか思いつつ、ビル内の100円ショップへ
ここでサインをしてもらうための色紙とマジックと飲茶楼を購入し、離脱
んで、会場のクラブ#9の場所を知らなかったため、下調べを自分の足で行った
駅の案内板で目星をつけ移動
見つからねぇ・・・

普段なら「人に聞くのは負け」なのだが、流石に場所がわからず出席できないというトンチキな事は避けたいので、交番にて場所を聞く事にした
・・・と、思ったら交番が無い!
以前交番があった場所は閉まっていた

おいおい、予算削減はもっとどうでもいい事で行えよ・・・と、市政に毒づきながら自分の足での探索を続行する事になった

んで、歩いた末に場所が見つからず、そろそろ泣きたくなってきた頃、駅から移転した交番を発見
道を聞き出す事に成功し、現地確認完了


で、会場までもうちょっと時間があったので、適当に時間を潰し、頃合を見て会場入りした




開場は18:30で、開演は19:00
拙者は開場の18:30に遅れる事10分後に会場入りした

チケットは当日精算券なので、ここで料金を支払う
料金は全席自由の2000円
ちゅうか、こんな料金で元が取れるのかのぅ・・・とか思うんですが・・・

会場である「クラブ#9」は、いわゆるライブハウスで、収容人数は50人程度の小さな場所だった
コンサートをやるにしては、あまりにも狭かったため「違うんじゃないか」とも思ったが、この狭い場所で本気でコンサートは行われるらしい
中にいた人はこの時点で18〜20人程度だったか
この日の最終出席数は25人なので、この時点でほとんどの人がいた訳だ

で、拙者が入場した時点で、いわゆるアーティストであるところの山本正之は入場客と親しげに談話したり、一人一人サインをしに回ったりしていた
あのー・・・普通この時間のアーティスト様っていうのは、楽屋でくつろいでるものなんじゃないんですか?
とか一瞬思ったが、こちらとしてはそっちのほうが都合がいいので、もちろんそんな事は口に出さんのである
すげぇコンサートだなぁ、おい

んで、一人一人サインをしに回っていた氏は、拙者にもサインをしに回ってきてくれたワケだ

氏の「どこから来たの?」という問いに「会津です」と答えると、「ああ、ボヤッキーの」との答えが返ってきた
この返答は予想の範疇にあったが、やっぱり感激である

んで、サインを頂く
上に書いたとおり、サインを頂くための色紙を用意していたのだが、予定を変更し、普段から使っているものである手帳の裏表紙にサインを頂く事にした

名前を聞かれたので、「しろじろ〜といいます」と答えると「え?しろじろう?」と聞き返され「珍しいねぇ」と笑顔で言っておられた
(すんません、それ、ハンドルネームなんっす)
んなわけで、「ひらがなで、最後は伸ばして書いてください」という注文で書いていただきましたとさ


そして開演時間となった

上にも書いたが、ここはライブハウスである
そんなワケで、証明設備がある
これは今までの会場では初だそうで、これにより歌う予定の無かった「輝けライトマン」からコンサートは始まる事となった

この曲はオズという照明会社のテーマソングだったそうで、歌詞の「シーリング」とか「バックサス」とかいうの照明の専門用語にあわせて照明が変化する曲だったそうである
ここのライブハウスの照明さんも、頑張って歌詞にあわせて照明を変化させてくれたが、悲しいかな曲のテンポが速い上、ぶっつけ本番という事もあって、なかなかうまくいかなかった模様
なお、このオズという会社は現在は倒産しており、それに伴い、歌詞がオリジナルと変わっていた

これを歌い終えて、今回のコンサートのテーマの発表が行われた

今まで福岡から東へ北へと。コンサート会場が移動してきたわけだが、それぞれにテーマが違っていたそうだ
地元の曲を多く取り入れたり、リクエストを受け付けたり
んで、ここ郡山(=福島)のテーマは「頼まれて作った特殊な歌」であるとの事

そんなワケで、地元企業「はまつ」の社歌「はまつの願い」がスタートした
これはなかなかにレアな選曲である
んで、MCでこの曲の苦労話を語っておられた
「この会社は冠婚葬祭の会社だから、結婚式と葬式をどうやって同居させるのか困った」そうな
そりゃ確かに困るなぁ
結局、1番が婚礼の歌、2番が葬式の歌、3番がミックシさせた曲で作ったとの事
この難しい注文を、歌詞を破綻させる事無く完成させてあったのは流石である
その後、山形の酒造会社「東光(とうこう)」の社歌「わたしの東光」が始まった


んで、ここから下は素直に楽しんでいたため、箇条書き&歌詞の順番が抜けたり変わったりしている事をお断りしておく

ここから先の歌った曲と、印象に残ったMC等は以下の通り

・GOGOイソちゃん
途中からなぜか「燃えよドラゴンズ」にスライドした
んで、「燃えよドラゴンズ」を水木一郎が歌う事になって、山本正之自身はOKを出しても、水木一郎は(歌とは関係ない事が)納得できずに、やり直しを何度もしたとか
この曲はオズというアニメの仕上げの会社のテーマソングです

・仕上戦隊オズ
上の曲の続編で、'84年作成
'84年作成という事実に自分で驚いていた
これは初めて聞いたが、愉快な曲だった

・がんばれこだま号
CDでは20秒程度の曲をチョイス
歌詞カードを忘れてきたそうだが、覚えているので決行
CDでは1番だけだったが、ここでは5番くらいまであり、とても20秒で終わるシロモノではなかった
三河安城で売っていたデンマーク弁当にこだわりぬいた歌だった

・冒険ランゲルハンス島
糖尿病の友達のために作った曲
CDでは1番のみだったけど、4番くらいまで歌っていた
こだま号のあたりからテーマが「何番もある曲」というのがいつの間にか増えたようである

・レイク(正式名称不明)
無人マチキン「レイク」の内に入った時に流れている曲
ほのぼのとした曲で、「返さなくてもいいよ」っていう雰囲気がありそうだけど、「返さないと痛いメ見そうなので注意してね」との事
ごもっともで

・府中捕物控 アルフィーに送ろうとして(実際送ったらしいが)、警察当局から歌うのはやめてくれと言われた曲
このエピソードは知らなかったなぁ
三億円強奪事件の歌です

・急げタクシー
なんとなく福島はタクシー運転手というイメージがあるという事を語っておられましたわ
んで、ついでに言うと、氏が昔いたアパートは、部屋が6つあって、2部屋が愛知県人で、残り四部屋が福島県人が住んでいたそうで、その人たちと交流があったおかげで、なんとなく言葉のイントネーションで福島県人がわかる
で、タクシー運転手に福島県人が多いような気がするとの事
本来はデュエット曲だったが、女性パートも本人が担当
この曲を聴いていて、昔雑貨屋でバイトしてた頃聞いていたことを思い出したりした

・私の彼は隠れキリシタン
この曲は頼まれたわけじゃないとの事
そらそうだ
でも、氏の友達に「まひかり」とかいう新興宗教団体の信者がいて、その宗教の歌を作った事があって、宗教つながりでこの曲がチョイスされた模様
CDでは「ピー」が入ってたところが聞けたのがうれしかった
(しかも2バージョン)

・正調パトリオット音頭
観客が隠れキリシタンの危ない部分でウケてたら、「じゃあ、この曲も好きだろう」って感じで登場
最後に2001年版の歌詞が追加されていたのが新しい
元々は湾岸戦争の時に作った時事ネタで、追加されたのはアフガン関係

・まひかり(正式名称不明)
危ない歌の観客ウケがいいんで、当初は歌わないつもりだったこの歌が登場
同名の宗教団体のために作ったんだけど、その団体のウケが悪かったそうな
まあ、宗教団体って無駄に真面目だから、こういうコミックソングまがうの歌は信者ウケが悪いのであろう
ハタから聞いてる分には面白かったし

・バイバイハイジャック
別に誰かに頼まれたわけじゃないが、もし頼まれたとしたら間違いなく赤軍派なんだろうなと語っておられた
よど号ハイジャックの歌です
すげぇ

・おくすり百貨店
馬鹿につける薬の曲
最近のコンビニとかにたむろするゴンタクレどもを嘆いた歌ですわな
噂は聞いてたけど初めて聞いたし

・アニメがなんだ
今まで歌った曲にアニメソングがないとの事で、一挙に網羅するため登場
ヤットデタマンの歌が山本正之好みに変更になっていた
「アニソン部分は一緒に歌ってくださいね」と、うたのおにいさんになっていたが、「ただし、このうたのおにいさん、非常に意地が悪いんで、いきなり本編に戻りますんで、油断して歌ってると恥ずかしい思いをしますよ」と、嬉しそうに言っていた
でも、実際にはそんなに意地の悪い切り方はしてなかった
これが武士の情けか

・マーブル(正式名称忘却)
仲がいい声優さんのために作ったうさぎの歌
マーブルっていうのが、その声優さんの飼っているうさぎの名称
人前で歌うのは初めてだと語っておりました

・新曲
6月発売のCDに入っている新曲
このままじゃあ、全然紹介せずに終わりそうなんでって事で登場
系統としては「セッション」とか「スクリーン」とか「ライフ」とかの系統の曲
この時歌ったのはCD収録版よりテンポを上げてあるそうである

・少年の夢は生きている
観客全員で合唱
歌詞を間違えて一人だけ浮くのが怖くて全力で歌えなかった
1〜2割くらい覚えてない場所あったし・・・
おそらく全員がそうだったのではないだろうか

・新曲
これも6月発売のCDに入っている新曲
少年の夢は生きているのその後の曲
少年の夢は生きているが好きだっただけにすっげぇ良かった
これだけのためにCDアルバム買ってもいいくらい

この時点で時間が終了時間の9時を超えていたが、ライブハウス側のOKが出たんで、このままコンサートを続行
とりあえず、ギターをやっている人のために、その人の目の前まで行ってリクエストの曲のイントロを実際に引いてくれていた

たまたま拙者の前の席が空いていたので氏はそこに座り、そこでギターを弾いてくれた
そこで興が乗ったのか、その場で会場でリクエストの多かった
「飯田線のバラード」
が始まった
俺ァラッキーだったね、目の前っすよ目の前!
手を伸ばせば届く距離で歌ってんだもん
んで、ここで観客一同合唱となる
もう、何と申しますか・・・凄いですわ・・・

で、歌い終え、壇上に戻り、トリである「レキシントン」が始まった
歌詞カードが無くて、途中の部分を観客に聞いて歌っていたのが印象的だった

と、まあ、こんな感じでコンサートは終了
人数25人ってのが逆によかった
浜崎なんたらとか、宇多田なにがしのコンサートだったら絶対こうはいかないんだろうなぁ

んで、帰り際、写真を一枚撮影させていただきました

見た感じフツーのオジサンさんだよなぁ、このヒトって・・・

で、この後は駐車場に戻り、途中のゲーム屋をのぞいた末帰宅
いやぁ、今日は充実しておりましたわ

なお、この様子は公式HPにはこう発表されております

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